このページでは客先常駐がゴミ糞呼ばわりされ、底辺扱いされる理由についてお話していきます。
IT業界において、客先常駐SEの地位は極めて低いです。
ネット上や業界人の間ではゴミ糞呼ばわりされ底辺扱いされているのは紛れもない事実です。
では一体客先常駐のどこがゴミ糞で底辺なのでしょうか?それにはしっかりとした理由があるのです。
では早速説明していきます。
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Contents
客先常駐SEの業界での地位は底辺なの?
まずは結論から。
客先常駐SEの業界での地位は最底辺と言っていいでしょう。
大手優良企業のプロパーと客先常駐SEは王族と奴隷といっていいほど収入・待遇に開きがあります。
残念ながら客先常駐SEは多くの場合、現場でも見下されているケースがほとんどです。
(それを露骨に態度に表すかは別として)
実際問題として客先常駐SEを辞めて優良企業に転職すると「何故今までこんな環境で働いていたんだろう」と皆思います。
それは視野が狭く、その会社しか知らないからです。
(特に新卒や社会人経験の浅いエンジニアはに多いです)
そのため第三者からみるとゴミ糞の底辺の環境で必死に働いているように見えても本人は全くそれに気がつかないという滑稽な構図ができあがります。
ここまではご理解いただけたのでしょうか?
では次に客先常駐がゴミ糞呼ばわりされ底辺扱いされる理由について考えてみます。
客先常駐のデメリットについては他のページでも色々説明させていただきましたが、
ここでは特に特徴的な理由についてあげさせていただきます。
客先常駐がゴミ糞呼ばわりされる理由①ピンハネ、搾取がひどい
まず客先常駐がゴミ糞扱いされる理由としてピンハネと搾取がひどい点があげられます。
客先常駐の給料とピンハネについてはこちらでも説明させていただきましたが再度簡単に説明させていただいます。
SES業界の場合仲介会社と自社からのピンハネが行われその後エンジニアへの給料が支払われます。
以下の図を参考にしてみてください。
・仲介会社のピンハネ率は10~30%
・自社のピンハネ率は30%~50%
こちらが標準的な客先常駐SEの給料のピンハネ率です。
例えばユーザーがあなたに対し一人月あたり100万円で発注しているとしましょう。
仲介会社をA・B二社経由し現場に参画している場合はこのようになります。
ユーザー発注金額 | 100万円 |
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仲介会社A | 90万円でB社へ(10万円ピンハネ) |
仲介会社B | 80万円で所属会社へ(10万円ピンハネ) |
所属会社 | 30万円をエンジニアの給料へ(50万円ピンハネ)。 |
あなた | 給料30万円 |
このように客先常駐はピンハネが横行しているのですが、これはほぼ全ての企業に共通で例外はありません。
これが客先常駐がゴミ糞呼ばわりされ底辺扱いされる理由です。
客先常駐がゴミ糞呼ばわり理由②案件を選べないただの労働者である
客先常駐がゴミ糞呼ばわりされる理由として案件を選べない派遣労働者である点があげられます。
客先常駐SEは極論、パン工場や自動車工場に派遣されて働く期間工と同じです。
会社の決めた現場に定められた期間だけ派遣され、作業を行い賃金をもらうだけの存在です。
もちろんそこに自分の意志やキャリアアップという観点は皆無ですので、ただ時間と賃金を交換しているにすぎません。
ITエンジニアというクリエイティブな職種につきながらわざわざこのような生き方を選択するのはめちゃくちゃナンセンスです。
ITエンジニアという職種のメリットを全て帳消しにする働き方ですし、わざわざ自分の価値を下げる期間工のような働き方をしているのは無駄としかいいようがありません。
これが客先常駐SEがゴミ糞扱いされ、底辺と呼ばれる理由の一つです。
客先常駐がゴミ糞扱いされる理由③正社員なのにクビになる
客先常駐がゴミ糞扱いされる理由として正社員なのにクビになる点があげられます。
派遣型エンジニアの場合、若いうちはいいのですが30代以降になると途端に案件が少なくなりクビになるリスクが増えます。
客先常駐とクビについてはこちらでくわしく説明しました。
それは何故かというと客先常駐のようなIT派遣業界は常に若くて安い人材が重宝されるからです。
客先常駐SEや派遣SEは雑用・もしくは誰でもできるような作業をこなす頭数にすぎないため、スキルフルなエンジニアよりもより若くて安いエンジニアのほうが圧倒的にニーズが高いのです。
(もちろん一部のハイパフォーマンスなエンジニアは市場からのニーズも高いのですが、客先常駐という働き方でそのようなエンジニアが生まれることはまずありません。)
これが客先常駐SEがゴミ糞扱いされ底辺と呼ばれる理由に一つです。
客先常駐がゴミ糞扱いされる理由④将来性がとにかく低い
客先常駐がゴミ糞扱いされる理由として将来性がとにかく低い点があげられます。
客先常駐SEの将来性についてはこちらにもまとめましたので参考にしてみてください。
簡単にいうと出稼ぎ労働者からステップアップできないという事です。
若いうちはまだ仕事があるのでいいのですが30代以降は地獄です。
会社都合でクソみたいな現場にばかり飛ばされ、気がついた時にはニッチもサッチもいかなくなってしまう客先常駐SEがほとんどです。
しかしSES企業はそうなったエンジニアはポイ捨てで次のカモを探すだけです。
これが客先常駐SEがゴミ糞呼ばわりされ、底辺扱いされる理由なのです。
ド底辺!?客先常駐企業に残るエンジニアはどういった人?
ここまで客先常駐がゴミ糞呼ばわりされ、底辺扱いされる理由について説明してきました。
では何故ここまで最低の業界に残ってしまう人がいるのでしょうか?
これは本文でも述べたように「客先常駐という働き方しか知らない」からというのが結論です。
もちろん客先常駐以外の選択肢を知りながらも客先常駐企業に残る人もいます。
それはどういった人なのでしょうか?
アルバイトよりはましだという人
客先常駐SEには低学歴者やフリーター出身の方もいます。
そういった人にとっては働いて給料がもらえるだけで満足、という層は一定数いるのは事実です。
何しろ客先常駐SEはそこまでスキルが求められませんから、全くの未経験でも積極的に採用を行う企業は多くそういった意識の低いSEで溢れています。
(ラーメン屋・土方・フリーターといった底辺層ばかり採用している企業もあります)
あなたに知っておいてほしいのは将来のビジョンをもたずに時間を浪費する働き方では絶対に成功しないということ。
そして上述したような考え方を持って働いている人は間違いなく老後困るということです。
そもそも客先常駐SEの給料は搾取されまくりで安いのに、その環境で満足してしまっていたら一生這い上がれません。
別にめちゃくちゃ意識高くいる必要はありませんが、最低限家を買って家族を養って老後安心できる生活をしたいと思ったら絶対に客先常駐から脱出する必要があることは明らかです。
他の企業に転職できない人
客先常駐SEの中にはびっくりするほどスキルが低かったりコミュ障としかいえないようなエンジニアもいます。
実際こういったエンジニアは面談で受からなかったり待機になったりギリギリのところで生活しています。
こういった方は他社に転職しよう、客先常駐企業の転職しようと思ってもできません。
ある意味客先常駐企業と利害が一致しているのですがこうなると一生客先常駐から脱出することは困難です。
しかしながらスキルについてはどんなエンジニアも客先常駐で働く以上なかなか身につかないので、気がついたらあなたもこのような存在になってしまう可能性は充分にあるのです。
キャリアアップをあきらめている
先ほどご説明した二つにも似ていますが客先常駐SEの中にはキャリアアップを諦めてしまっているエンジニアもいます。
とにかく現状維持で毎月働いた分の給料さえ確保できればいいというタイプです。
しかしこのタイプは大きな考え違いをしています。
それはエンジニアの市場価値は30代をピークに下がるため、現状維持などありえないということです。
何度も説明させていただいているように、待機→給料カット→退職
という流れは避けることができませんので、現状維持など不可能なのです。
著者が若いうちに転職を勧めるのはこのように市場価値が落ちる前になるべくスキルを身につけ一生安泰な企業に転職するのが最も賢いエンジニアの生き方だと思っているからです。
何故客先常駐SEからの脱出をすすめるのか?
ここまで客先常駐がゴミ糞呼ばわりされ底辺扱いされる理由と、客先常駐企業に残る人の特徴について説明してきました。
さすがにここまで読んでまだ「客先常駐SEで頑張りたい」という人は少ないのではないでしょうか?笑
著者が何故客先常駐SEからの脱出を強くすすめるかについては本文、別のページなどで色々と説明させていただきました。
ポイントは以下です。
・エンジニアの寿命はあまりにも短い
・30代になると転職が難しくなるので早めに転職をしたほうがいい
・客先常駐の場合生涯賃金がメチャクチャ低くなる
・客先常駐という働き方のリスクが大きすぎる
ざっくりですがこれを伝えるためだけに個別ページで色々と説明しているといっても過言ではありません。
せっかく縁があってITエンジニアという職種に巡り合ったのですから、より充実したエンジニアライフを過ごしてほしい。それが著者の願いなのです。
まとめ
客先常駐がゴミ糞呼ばわりされ底辺扱いされる理由について説明させていただきました。
客先常駐のデメリットに気がついたら少しでも早く転職活動を行うべきです。
エンジニアのピークは早い。20代を客先常駐で過ごすのは底辺確定
20代であればまだ客先常駐SEを脱出できるが30代になったらもう厳しい
生涯賃金を決定するのは20代にいかにキャリアを積めるかにかかっている
搾取されまくる客先常駐SEを辞めるだけで年収アップは簡単にできる
転職エージェントを使わないと圧倒的に失敗する確率が高いのは何故?
転職活動には「求人サイトを使う方法」と「転職エージェントを使う方法」がありますが、
失敗しないためには転職エージェントを使う方法が圧倒的にお勧めです。
客先常駐企業にも関わらず自社開発をしているようにみせて騙されてしまう
ブラック企業とホワイト企業の見分けがつきにくい(常に広告をだしている企業はカモフラージュがうまい)
年収アップするかどうかは、面接後でないとわからないため無駄足になりやすい
会社の雰囲気など実際にいかないとわからない部分が多い
入社後のギャップが生まれやすい
一方で転職エージェントを使うメリットは非常に大きいです。
それは簡単で転職エージェントの営業担当は実際に企業に行き、現場の取材をしているためミスマッチが発生しにくいのです。
営業担当が企業文化・開発環境・企業の雰囲気をしっているため入社後のミスマッチが起きにくい
転職エージェントのコネクションで、求人サイトにない非公開求人を紹介してもらうことができる
求人サイトで一つ一つ調べるよりも転職エージェントで紹介を受けたほうが求人数・質がずっと高い
すぐに転職を考えていなくとも無料でキャリア相談ができる
特にITエンジニアの場合、環境が非常に大切なため現場をよく知る転職エージェントに相談することは必須と言えるでしょう。
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年収100万円~200万円アップはざらにありますので、年収アップを狙う客先常駐SEは登録必須です。
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