このページで客先常駐面談が受からないエンジニアのために、客先面談に落ちる理由と対策をお話させていただきます。
SES業界で働く派遣型エンジニアにとって客先面談はとても重要な位置を占めます。
エンジニアは客先常駐面談に受からないと常駐先も決まりませんし、新人の頃は面談の強さが参画する案件に大きく影響してきます。
客先常駐SEであれば面談に落ちないための知識は最低身につけておく必要がありますので、是非参考にしてみてください。
Contents
客先常駐面談に受からないエンジニアは結構多い?
著者の経験上客先常駐の面談に受からないエンジニアは意外と多いです。
エンジニアは奥手な方やコミュニケーション能力が弱い方が多いです。
客先面談だけでなく、転職活動時の面接でもアピールが苦手な印象があります。
しかし心配する必要はありません。
客先常駐面談にはコツがありますし基礎をおさせるだけでぐっと面談時の印象が変わってきます。
これを抑えているだけで面談の突破率が全く違ったものになるのです。
SESの客先面談に落ちないための基礎知識
SES業界の客先面談に落ちる人の特徴はどのようなものがあるのでしょうか?
その前にSES業界の常識として以下のことを理解しておく必要があります。
企業側の面接官は落とすためでなく採用するために面接している
ということです。
これが正社員採用の面談と大きく異なる点です。
これで具体的にはどういうことなのでしょうか?
スキルと人間性さえ問題なければ客先面談は通過する
正社員の場合、一度採用してしまうとちょっとイメージと違うエンジニアだからといって簡単にクビにではできません。
そのため、企業側は採用に対して非常に慎重になります。
開発スキルだけでなく、人間性や考え方など細かい回答をチェックし採用可否を判断します。
ところがSES契約の外注エンジニアの場合、大分事情が異なります。
仮に採用したとしても、プロジェクト期間中だけの付き合いです。
もしスキルが足りないなど問題があるようであれば契約の更新をしなければいいだけです。そのためSES契約の客先面談のほうがはるかに採用のハードルが低いのです。
客先常駐面談に落ちる人の特徴
上記の事をふまえて客先常駐の面談に落ちてしまう人の特徴をお話していこうと思います。
もちろん客先面談に落ちてしまう理由は他の候補者との比較や単価面など、クライアント側の事情に左右されることもあります。
ただし、そういった理由で面談に落ちることは全体の1割~2割程度です。
もしあなたが客先面談に何度も落ちてしまうようであれば必ずこちらに問題がありますので、改善するよう努力しなくてはいけません。
コミュニケーション能力の欠如
客先常駐面談で落ちる人の特徴はコミュニケーション能力の欠如です。
企業の面談担当者は面談前にスキルシートをチェックして「この経歴であればスキル的には問題ないだろう」という前提で面談を行っています。
コミュニケーション能力の改善方法
コミュニケーションの改善を早急にするのは難しいです。
コミュニケーション力アップの本はたくさん出版されているのでそれらを参考にしてもいいでしょう。
最もシンプルで効果的な方法は「相手の話をしっかり聞いて理解する、さえぎらない」
ということです。
面談時のコミュニケーションが不安な人はここだけに集中してみるのもいいでしょう。
相手の話を理解さえしていればたとえあなたが口下手で説明が下手であってもそこまで
相互の会話が成り立たないということはありません。
やる気がみられない
客先常駐面談で落ちる人の特徴はやる気がみられないことです。
上段でお伝えしたように、企業の面談担当者は事前のスキルシートをチェックしています。
しかしあまりにやる気がない場合は「さすがに一緒に働きたくない」という判断になることも多いです。
エンジニアの中にはやる気や気合を相手に伝えるのが苦手という方が一定数いるのは理解できます。
ただしそれによって自分が面談に受からず不利な状況に陥ってしまうのはあまり賢いとは言えません。
やる気があるようにみせるためには
とはいえまだ入ったこともない常駐先に対してやる気をだすのが難しいというタイプもいるでしょう。
そこは面談の時間の30分だけでもとにかくやる気をみせるという方法を使いましょう。
普段元気がない、声が小さいという指摘を受ける方も同様です。
とにかく面談時は30%くらいいつもより元気に振舞い前向きな雰囲気をだすだけで大分印象が変わってきます。
スキルが足りない
客先常駐面談で落ちる人の特徴はスキルが足りないことです。
スキル不足で面談が受からない場合、多くの場合「経験年数に対しての知識が浅い、足りてない」ということです。
また、本当は知識があるけれどあまりに説明が下手すぎて面談担当者に伝わっていないという可能性もあります。
スキルが足りない場合の改善方法
スキルがたりず客先常駐面談で落ちてしまう場合は、とにかく勉強するしかありません。
スキル不足のエンジニアのほとんどが思考力不足です。
ただプログラミングをして動けばいいのでなくて、本質的な理解をすることが大事だということを意識することをお勧めします。
開発の仕事をするときに常に「何故?どうして?」と考えながら作業をすることがエンジニアのスキル不足を解決する最も有効な方法です。
未経験・新人エンジニア必見!客先常駐面談の流れ
次に客先常駐面談の流れについてご説明させていただきます。
新人や未経験のエンジニアは客先常駐面談の流れや雰囲気がわからず緊張してしまう方もいるようです。
面談時の流れと抑えておきたいポイントを説明させていただきます。
面談担当者から案件の説明
まずは参画予定の説明が面談担当者からあります。
面談担当者は1人~5人程度までまちまちです。
基本的には現場のエンジニアや、元請け企業の担当者など決裁権をもつ方が同席をします。
案件概要の何を説明してくれるかはケースバイースです。
体制
想定期間
開発言語
期待している役割・ポディション
客先面談時にはこういった内容を説明してくれることが一般的です。
エンジニアの自己紹介・経歴の説明
次にエンジニアの自己紹介と経歴の説明を行います。
名前
年齢
IT業界の経験年数
得意な言語
得意なポディションや役割
自分が案件に参画することのメリット
今まで携わったプロジェクトの説明
客先面談時にはこういった内容を端的に話をしましょう。
SES企業であれば、常駐先面談の前に営業担当が指導や練習を行ってくれるケースがほとんどです。
質疑応答
その後質疑応答があります。
最も時間を割かれるのが面談担当者からエンジニアに対して経歴やスキルに関する質問の部分です。
このやりとりでスキルチェックが行われ採用の可否が決まるといっても過言ではありません。
また、エンジニアからの質問もやる気をアピールするうえでは重要になってきます。
客先常駐面談時の自己紹介について
「客先常駐面談時の自己紹介って何を話せばいいかわからない」「言葉がスラスラでてこない」というのは派遣型エンジニアからよく聞く声です。
ここでは客先常駐面談時のスキルアップのために自己紹介の方法についてご説明させていただきます。
面談時の自己紹介は意外と重要です。
それはしっかりと自己紹介をすることで第一印象がアップしますし面談担当者が最後までしっかりと聞こうという大勢になるからです。
自己紹介を侮ってはいけません。
自己紹介時に話すことを決めておこう
とはいえ客先常駐面談時の自己紹介にそこまで高いスキルは必要ありません。
必要な情報を端的に説明するだけでOKです。
名前
年齢
IT業界の経験年数
得意な言語
得意なポディションや役割
自分が案件に参画することのメリット
これを事前に決めておき、順番に話すだけで問題ありません。
得意なポディションや役割については、「上流工程が得意なのかガリガリ手を動かすのが得意なのか」など簡単な内容で大丈夫です。
自分が案件に参画することのメリットは自分で考えるのは難しいですが「周りのエンジニアにこういう風に感謝された」などの経験から思い起こし作成してみるといいでしょう。
客先常駐面談時の自己紹介でできる人のアピールをする
これだけの事で客先常駐面談時に他のエンジニアと大分差別化を図れます。
自己紹介でボソボソ何をしっているかわからなかったり簡潔に話せないエンジニアは思いのほか多いものです。
内容は大したことがなくてもいいので、事前に話をすることをまとめて端的に説明することでできる人のアピールになり印象が大変いいのです。
客先常駐面談時の逆質問について
客先常駐面談時の逆質問についてもよく質問を受けることがあります。
逆質問とはその名の通り「エンジニアから面接担当者にする質問」のことです。
これによってやる気にアピールになったり仕事ができるアピールになりますので、あまりへんてこな質問をするわけにはいきません。
客先常駐面談時の逆質問は何を聞けばいいの?
では客先常駐面談時の逆質問は何を聞けばいいのでしょうか?
最も簡単な方法は案件概要を説明している時にメモをとりながら逆質問する内容を考えておくことです。
とはいってもエンジニアからの逆質問する内容ってだいたい限られていると思います。
チーム体制
始業時間
稼働時間
プロジェクトの期間
自分に期待している役割
現場に入るまでに学習しておいたほうがいい内容
などなど一般的な質問でいいでしょう。
一点気をつけたいのが一度面談担当者から説明があった内容を重複して逆質問しないようにしましょう。
「この人ちゃんと話を聞いているのかな?」と思われてしまったらあまりよくありません。
逆質問は何個くらいする?
客先常駐面談時の逆質問はどれくらいすべきなのでしょうか?
これは決まりはありませんが、最低一個はしておくべきです。
面談担当者によっては非常に詳しく案件や作業内容の説明をしてくれるケースがあります。
そういった際に無理やり逆質問を探す必要はありませんので、一個くらい逆質問をしてあとは「詳しく説明していただいたので、他に質問はございません。ありがとうございました。」という感じで打ち切ればOKです。
入社前の客先常駐面談って何?
客先常駐企業(SES企業)によっては自社に入社する前に常駐先の企業の面談が組まれる場合があります。
これを「入社前の客先面談」と言います。
IT業界の経験の浅い新卒や未経験のエンジニアだと大変違和感があると思います。
ただしこの業界では割とよくあるケースです。
自社での待機期間をなくす目的で行われます。
入社前の客先常駐面談も特に変わりはない
入社前の客先面談も通常の客先面談と特に変わった点はありません。
案件紹介・自己紹介・質疑応答という流れで面談は進んでいきます。
入社前の客先面談を行うのは経験の浅いエンジニアがほとんどですので、自社の営業スタッフに面談練習などを行ってもらうようにしましょう。
また、入社前の客先面談の場合自社の重要顧客であることもありますので気をつけるべき点なども確認していくといいでしょう。
そもそも客先常駐面談は違法なの?
客先常駐面談に関連した質問として「客先面談は違法?」ということがよく聞かれます。
実は派遣契約において客先面談は違法です。
職場見学・顔あわせといって本来は面談後採用可否を決定することは禁止されています。
ただし現状のIT業界においてそういった法律やルールが守られているかというと多くのSES企業はそうではないのが現実です。
客先常駐SEが嫌になって辞めるエンジニアが多いのはこういったグレーであったり違法性の問題も無関係ではありません。
以下関連ページを紹介していきますので、よかったら参考にしてみてください。
客先常駐面談は何回まで落ちることができる?待機期間は?
客先常駐面談の落ちる回数も気になるところではないでしょうか。
結論からいうと客先面談は1~2回であれば落ちても気にする必要はありません。
それ以上の回数客先面談に落ちる場合はエンジニアや派遣会社に何らかの問題があるはずです。
また、待機期間については以下の通りです。
IT業界の一般的な数字ですと、一か月以内の社内待機・自宅待機であれば許容範囲とする企業が多いようです。
二か月以上の社内待機・自宅待機であればかなり損失を出していますから大きな問題です。経験者であればイエローカードが出されている状態と考えてもいいでしょう。
三か月以上の社内待機・自宅待機となると非常に経験な状態ですぐさまクビになってもおかしくありません。
客先常駐エンジニアは待機期間が長引くと会社からどう見られているかということを知っていく必要があります。
社内待機・自宅待機については以下のページで詳しく説明しましたので参考にしてみてください。
まとめ
客先常駐面談が受からない、落ちてしまうエンジニア向けに客先常駐面談について詳しく説明させていただきました。
業界経験の浅い新人や新卒のエンジニアは「何故面談に受からないかわからない」という状態で過ごしていることも少なくありません。
客先常駐面談のコツをつかみ面談で落ちないエンジニアを目指していただければと思います。