このページでは、SEにおすすめの転職先や転職時の注意ポイントをお話しします。
「今の会社が合っていない」「SEがしんどいので辞めたい」このように考えるSEは多いでしょう。
令和元年の厚生労働省の調査によると、IT系(情報通信業)の離職率は9.6%となっており、約1割が1年のうちに転職あるいは退職しています。
ただし、転職をする場合は情報を集めてしっかりと検討しないと、また同じ状況を繰り返すことになりかねません。
SEにおすすめの転職先や、転職を成功させるポイントなどをまとめましたので、参考にしてください。
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Contents
SEが転職したいと思う理由について
SEが転職したいと思う理由はさまざまです。
理由のほとんどは、「不満、しんどい、つまらない」などネガティブ・マイナスの感情であることが多いと思います。
もちろん満足感をもって働くSEも多くいますが、安い給料で搾取されたり、都合よく使い捨てされたりするSEもいる現実を受け止める必要があります。
SEが転職したいと思う代表的な理由を以下3つにまとめたので、詳しく説明します。
年収や待遇に不満がある
働き方が自分に合わない
仕事内容に興味が持てない
SEが転職したいと思う理由①年収や待遇に不満がある
SEが転職したいと思う理由の一つが、年収や待遇に対する不満です。
本来SEは、高度なスキルと知識を要求され、専門スキルや高い思考能力を必要とし、
IT人材の不足が叫ばれ需要が高まってる現代で重宝されるべき存在です。
しかし、企業の規模や地域性、元請けか下請けかなどによって、
高いスキルや経験を有していても年収に反映されにくい場合もあります。
SEの収入は高いと言われているものの、残念ながらこうしたバラつきが存在するのが現実なのです。
SEが転職したいと思う理由②働き方が自分に合わない
世の中全体で働き方改革への意識が高まっていますが、
いまだIT業界では、長時間労働が常態化している現場もあります。
クライアントとの意思疎通がとれておらず、要件定義からすべての工程でやり直しが発生する事案もしばしば起こり得るのです。
かといって、納期や求められる品質は変わらないため、現場のSEが長時間の残業をして帳尻合わせをする構図が一般的になっています。
ワークライフバランスが重視される今、働き方がきつく辞めたいというSEは多いのです。
SEが転職したいと思う理由③仕事内容に興味が持てない
人の役に立つシステムを開発し、作りこんで導入するところがエンジニアの仕事の醍醐味ですが、SEの仕事内容はそれ以外にも多岐にわたります。
たとえば、不具合対応やルーティーンワークの保守業務など、クリエイティブな要素があまりない業務です。
年収アップを目指す転職パターン
ここからは、SEの転職したい理由別の転職パターンをご紹介していきます。
現在年収や待遇に不満があり、年収アップを目指したい場合の転職先は主に以下2つです。
大手SIer
ITコンサルタント
年収アップを目指した転職パターン①大手SIer
たとえば今、中小のSIerでSEとして働いている場合などは、より上流工程での仕事を経験できる大手SIerへの転職を目指すのがおすすめです。
メリットとしては、SEとしての経験やスキルをそのまま活かせることや、今までには携わったことのないビッグプロジェクトに触れるチャンスがあることです。
大手企業で社内の評価制度がしっかり整っていれば、今まで以上の収入や福利厚生を得られる可能性ももちろん大きくなります。
デメリットとしては、より高い視点でものを見るようになるため、開発・設計よりもプロジェクト管理の業務が増えることがあげられます。
将来的にもSEとして年収を上げていきたいと考えるならば、有効な一つの選択肢となるでしょう。
年収アップを目指した転職パターン②ITコンサルタント
コンサルティング業界は、全体として年収が高い水準にあります。
社内のIT化のサポートを受けたいクライアントが多いなかで、エンジニアとしてのバックグラウンドを持つコンサルタントのニーズは高いと言えるでしょう。
そのため、年収のベースが上がる、これまでの経験やスキルも一部活かした仕事ができるというメリットがあります。
一方で、コンサルタントは激務で知られてため、長時間労働はSEと変わらないことや、コミュニケーションスキルが今まで以上に必要になることがデメリットです。
今までの経歴をしっかり活かし、年収を上げた転職をしたい方におすすめの職種といえます。
働き方を変える転職パターン
SEの長時間労働や、クライアントに毎回振り回される働き方がきついと感じる場合は、仕事内容はそのままで働き方だけを変える、以下のような転職がおすすめです。
社内SE
フリーランスSE
働き方を変えるための転職パターン①社内SE
社内SEは、一般企業の情報システム部門などに属し、社内インフラに対するあらゆる対応を行います。
たとえば、社員が使用するパソコンの管理や社内システムの開発・保守など、業務内容は多岐にわたります。
メリットは、一般企業の社員を後工程として仕事をするため、厳しい納期や残業に追われることが少ない点です。
デメリットとしては、直接的な利益を生み出す感覚が得られにくいことや、システム開発の経験はSIerに比べて積みにくい点でしょう。
働く企業の地盤が強固であればあるほど、待遇や労働環境は良くなるため、安い労働力として扱われるのはうんざりという方に向いています。
働き方を変えるための転職パターン②フリーランスSE
仕事内容は変えずに、働き方を180度変えたい場合は、フリーランスSEを目指すのもおすすめです。
メリットとしては、自分で仕事内容やクライアントを選べることや、成果次第で際限なく収入をあげられることです。
一方でデメリットとしては、収入が不安定になることや、営業からアフターフォローまで全て自分で行わなければならないことがあげられます。
スキルや営業力に自信があり、ワークライフバランスを重視したい人におすすめの選択肢です。
仕事内容を変える転職パターン
SEの仕事にはもううんざりしていて辞めたい方には、仕事内容を変えた転職をおすすめします。
転職先としては、以下のとおり、IT系のバックグラウンドを活かしたものと、全くの異業種の2種類が考えられます。
Webスキルを活かした職種
全くの異業種
仕事内容を変える転職パターン①Webスキルを活かした職種
SEとしてのスキルや経験を少しでも活かせる転職先としては、以下のような選択肢があるでしょう。
・Webエンジニア
・ITシステム・機器の営業
Webエンジニアは、Web系の企業でシステム開発を行う職種です。
一般的にWeb業界は変化が激しく、スピーディな対応が求められます。
SEと比較すると、システム開発のスパンが短く柔軟性が高いといえるでしょう。
そのため、もっとスピード感をもって働きたい、時代のトレンドを感じられる企業で働きたいという場合にとてもおすすめなのです。
ITシステムや機器の営業も、SEの知識や経験が一部活かされる職種です。
クライアントの悩みを聞き出して、希望に沿った提案をする仕事のため、コミュニケーション能力のある人に向いています。
一般的に、企業で営業職につく人材は文系出身であることも多いので、ITの知識や経験を持った営業は、社内やクライアントから重宝されるでしょう。
仕事内容を変える転職パターン②全くの異業種
とにかくIT業界をやめたいという場合は、全くの異業種への挑戦も選択肢として考えるとよいでしょう。
ただし、キャリアを1から築いていくため年収が下がる可能性は高いです。
考えられる代表的な職種としては、以下のようなものがあります。
・一般企業の事務職
・公務員
一般企業の事務職は、総務・経理・人事などバックオフィス業務全般を含みます。
最近では、いかなる職種であっても何らかのITツールを使っていることが多いため、SEのスキルが全く活かされないことはありません。
たとえば、ITツールを使った社内業務の効率化や、ITツールの導入サポートなど、ITに強い人材を欲している企業は増えています。
ただし、経理や人事などに関する専門知識を有していないため、これから学ぶ姿勢と自分の提供できる価値を転職先の企業へしっかりと伝える必要があるでしょう。
より安定した地位を求める場合、公務員への転職も選択肢としてあげられます。
地方自治体などでもDX化が進められており、ITに強い人材のニーズも増えているでしょう。
ただし、公務員になるためには公務員試験に合格する必要があるため、勉強時間の確保や根気が必要になることを覚悟のうえで臨む必要があります。
SEが転職を成功させるためのポイント
SEがいまの会社をやめて、転職を成功させるためのポイントがいくつかあります。
せっかく時間や手間をかけて転職活動をしたのに、また同じ状況の繰り返しになってしまってはもったいないです。
転職を成功させるために必要なことを以下3つにまとめたので、参考にしてください。
転職の目的を明確にする
自分のできること・やりたいことを洗い出す
業界に精通した転職エージェントを活用する
転職の目的を明確にする
SEがしんどいからやめたい、もっと自分の興味ある仕事がしたいなど、それぞれ転職を思い立った理由があるはずです。
「労働に見合っていない給料が不満」、「いつもクライアント都合で左右される働き方がいや」など、やめたい理由を明確にしましょう。
そのうえで、自分は何のために転職したいのかをはっきりさせてください。
「IT業界でのキャリアアップしゆくゆくは起業したい」「家族が増えたので収入よりもプライベートの時間を優先したい」など、次の仕事に求めるものの優先事項を確認しましょう。
自分のできること・やりたいことを洗い出す
○○な企業に転職したい!と思っても、ニーズがなければ転職は難しいです。
転職の目的が定まったら、今自分のできることとやりたいことを洗い出たうえで、転職の目的を叶えられる企業や職種は何かを考えるとよいでしょう。
たとえば、フレキシブルに働きたいが営業やアフターフォローまではしたくない場合、フリーランスSEよりも、福利厚生の整った一般企業の社内SEが向いているかもしれません。
できることとやりたいことのバランスをしっかり考え、自分にとってのベストな転職先を探しましょう。
業界に精通した転職エージェントを活用する
転職エージェントの手にしか渡らない非公開求人などもあるため、無料でまずは相談してみるのがおすすめです。
なかでも、当サイト一押しの転職エージェントが【TechClipsエージェント】です。
事業会社やITコンサルティング企業など5,000件を超える豊富な求人を有していて、年収アップやスキルアップなど、利用者の目的に合わせた提案が売りです。
また、2017年のエージェント事業開始から、転職後1年以内の離職率はゼロを誇っています。
SEがしんどくてやめたいと思っているあなたも、その思いを一度伝えて、もっと希望に近い仕事がないか相談してみるとよいでしょう。
まとめ
SEにおすすめの転職先や転職を成功させるポイントについてお話ししてきました。
SEは専門性が高く、今の世の中に必要とされている知識やスキルを持っているので、環境の違いだけで安く搾取されたり、都合よく使い捨てられるのはもったいないです。
いまの状況や将来に不安を感じるのであれば、ぜひ転職活動をして自分にもっと合う企業を探してください。
転職エージェントを使わないと圧倒的に失敗する確率が高いのは何故?
転職活動には「求人サイトを使う方法」と「転職エージェントを使う方法」がありますが、
失敗しないためには転職エージェントを使う方法が圧倒的にお勧めです。
客先常駐企業にも関わらず自社開発をしているようにみせて騙されてしまう
ブラック企業とホワイト企業の見分けがつきにくい(常に広告をだしている企業はカモフラージュがうまい)
年収アップするかどうかは、面接後でないとわからないため無駄足になりやすい
会社の雰囲気など実際にいかないとわからない部分が多い
入社後のギャップが生まれやすい
一方で転職エージェントを使うメリットは非常に大きいです。
それは簡単で転職エージェントの営業担当は実際に企業に行き、現場の取材をしているためミスマッチが発生しにくいのです。
営業担当が企業文化・開発環境・企業の雰囲気をしっているため入社後のミスマッチが起きにくい
転職エージェントのコネクションで、求人サイトにない非公開求人を紹介してもらうことができる
求人サイトで一つ一つ調べるよりも転職エージェントで紹介を受けたほうが求人数・質がずっと高い
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特にITエンジニアの場合、環境が非常に大切なため現場をよく知る転職エージェントに相談することは必須と言えるでしょう。
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