このページでは客先常駐SEが放置される現実とその理由についてお話していきます。
「客先常駐先で放置される」「派遣先で誰も仕事を教えてくれない」こういった声は客先常駐エンジニアからよく聞きます。
客先常駐先で放置されると仕事のモチベーションも下がりますし、パフォーマンスを発揮することは難しいものです。
「客先常駐エンジニアは何故放置されるのか?」という原因を知ると同時に放置されたらどうしたらいいのかということを知っておく必要があります。
レバテックキャリア | 年収アップを狙うSEは登録必須です。年収100万円~200万円以上アップの実績多数! |
---|---|
ITエンジニア専門の転職エージェント【TechClipsエージェント】 | 当サイト一押しの転職エージェントです。事業会社に特化しているため優良企業を狙う客先常駐SEの方にぴったりです。 |
IT業界の転職ならマイナビ IT AGENT | 若手エンジニアに強みを持つ転職エージェントです。未経験、若手向けの転職実績が抜群なので若手エンジニアは是非相談したいエージェントです。 |
IT業界の転職ならマイナビエージェント×IT | 大手企業にパイプを持ち総合力の高い転職エージェントです。大手やホワイト企業を狙うエンジニアは是非登録しておきましょう。 |
Contents
客先常駐SEが放置される理由について
客先常駐SEが放置される理由はいくつかあります。
理由のほとんどは派遣型人材ビジネスやIT業界の構造の歪みが原因です。
客先常駐SEが放置され様々なデメリットを負ってしまうのは派遣型SESビジネスモデルの被害者といっても過言ではありません。
では客先常駐SEが放置される具体的な理由について説明させていただきます。
客先常駐で放置される理由①仕事がない・仕事が少ない
客先常駐で放置される理由の一つが仕事がない・仕事が少ないことがあげられます。
派遣先にもよりますが「客先常駐先で仕事がなく暇である」というのはよく聞く話です。
プロジェクトの予算を消化するためだけに人を雇ったり、スケジュールや作業量の見通しが杜撰なためエンジニアの仕事が少ないというのはよくある話です。
特に客先常駐型の派遣型ビジネスの場合、業務のコアな部分やエンドユーザーとの打ち合わせはプロパーが対応することがほとんどです。
客先常駐SEの場合、振られる仕事がなければ本当に何もないというような状態に陥ってしまうのです。
あまりに仕事がないため放置されるというのは客先常駐でよく見る光景なのです。
客先常駐で放置される理由②プロパーが教える気がない
客先常駐で放置される理由としてそもそも仕事を教える気がないということがあげられます。
これは客先常駐やIT派遣業界ならではの風習だと思います。
派遣先企業においてプロパーと外注スタッフというのは役割や立場の違いが明確です。
プロパーは自分の部下ならいざ知らずいつ飛ぶかもわからない派遣スタッフを熱心に教育するメリットがありません。
そのため客先常駐SEや派遣SEは放置されるケースが圧倒的に多いのです。
そもそも彼らにしたら「外注エンジニアの大して高いお金を払っている」という意識があるので何故教育までしなくてはいけないのかという考え方になるのは当然です。
客先常駐SEが放置されるのはこのように業界構造が原因の一つでもあるのです。
客先常駐で放置される理由③現場が忙しい
客先常駐で放置される理由として現場が忙しいことがあげられます。
もちろんこれは派遣される開発現場により異なりますのでケースバイケースです。
忙しい現場の場合、自分のタスクをこなすので精一杯で外注スタッフにかまっている余裕などないというのが現実です。
そもそもプロパーは外注スタッフの教育の義務などありません。
ただでさえ時間がとられめんどくさい教育や指導を忙しい現場で行うプロパーがいないのは納得がいくと思います。
このように現場が忙しいということが客先常駐SEが放置される理由でもあります。
客先常駐で放置される理由④作業が簡単すぎる
客先常駐で放置される理由として作業が簡単すぎることがあげられます。
もちろんこれは派遣先の現場によってケースバイケースです。
ただし客先常駐あるあるなのが「雑用や誰でもできる仕事を延々と押し付けられる」というケースです。
雑用や簡単な作業ばかりこなしているため全くスキルが身につかないのは客先常駐のデメリットの一つです。
(客先常駐のデメリットについてはトップページでも触れておりますので参考にしてみてください)
話を戻すと作業が簡単すぎるので教える必要もないので、放置されるというケースが非常に多いのです。
客先常駐でこういった現場に派遣されてしまったらハズレ現場だと思って間違いありません。
客先常駐で放置されるリスクとは!?
客先常駐で放置されるリスクは複数存在します。
客先常駐のデメリットは多いのですが、その中でも放置されるリスクというのは実はかなり上位に入るも項目です。
今客先常駐で放置されているエンジニアは自分の場合に置き換え該当するケースでないか考えてみましょう。
そのうえで「このままでいいのか?」と自分の将来をしっかり考えることが大切になってきます。
客先常駐で放置されるリスク①成長速度が遅くなる
客先常駐で放置されるリスクの最大のポイントが成長速度が遅くなるという点です。
これは「自分一人で作業する」のと「経験者に教えてもらいながら作業する」のでは全く効率が違うためです。
これはIT業界の経験者であれば皆理解していると思います。
経験者に聞けば30秒で解決する内容が自分一人だと一日かかっても理解できなかったりするケースはよくあります。
そもそも何が間違っているのかわからないというのは特に若手や新卒エンジニアにあるケースです。
自身の働く環境によってこういった差がどんどん開いていくと考えると恐ろしくないですか?
客先常駐で放置されてしては同年代のエンジニアとの差は開く一方だと考えましょう。
客先常駐で放置されるリスク②モチベーションが下がる
客先常駐で放置されるリスクとしてモチベーションが下がるという点です。
ITエンジニアは特にモチベーションによって大きなパフォーマンスの差が生まれます。
どんなにポテンシャルが高く優秀なエンジニアでも、モチベーションが低いとスペックの低いエンジニアと変わりません。
逆に多少能力が低くとも「仕事が楽しい」「わくわくする」「色々なことを吸収できる」と感じながら仕事をこなしているとパフォーマンスは自然と上がりますし、成長速度も非常に早くなります。
客先常駐で放置されるとモチベーションが下がりどのようなエンジニアでもパフォーマンスを発揮するのは難しいです。
客先常駐で放置されるリスク③エンジニアが嫌いになる
客先常駐で放置されるリスクとしてエンジニアが嫌いになるという点があります。
著者の知り合いでも客先常駐SEをしていてエンジニアという仕事自体が嫌いになってしまった方は非常に多いです。
これは上項でご説明したモチベーションにも関わる部分ですが、放置されているとただお金をもらうためだけの作業に感じてしまうのです。
本来はクリエイティブな仕事であるエンジニアという職業が、ただの単純作業に感じられ苦痛になってくるのです。
それだけに自分が生き生きしながら働ける環境を探すことがより重要なのです。
派遣型ビジネスについて知っておきたいこととは?
客先常駐で放置される理由やリスクについてご説明させていただきました。
次に客先常駐に代表される派遣型ビジネスについて補足説明させていただきます。
客先常駐のデメリットを客観的にみて理解しているエンジニアは意外と少ないものです。
エンジニアが商品!使い捨てされる
まずは結論からいうと客先常駐SEは使い捨てです。
現場で放置されるだけでなく安い年収で搾取される点も忘れてはいけません。
また、簡単にクビになるという現実を知る必要があります。
どれだけWEBサイトで綺麗ごとを並べていても客先常駐(SES)ビジネスを行っている企業は皆同じです。
それは派遣型ビジネス経営を成立させるためには仕方がないのです。
本当に社員のことを思って「SEの給料をたくさん払う」「退職金を払う」「クビやリストラをしない」こんなことをしていたら経営が成り立ちません。
客先常駐先で放置されたらこうすべし!
客先常駐先で放置されるのは客先常駐SEという働き方を選ぶ以上は避けられません。
本文でもご説明したように客先常駐という働き方はデメリットが多く大きなリスクを抱えています。
あなたが客先常駐のビジネスモデルを理解し・そのうえで常駐企業で働く以上、覚悟しなくてはいけません。
客先常駐で放置された際の行動と考え方のポイントについて簡単にまとめてみました。
会社に現場変更を依頼する
客先常駐で放置された際のシンプルな対応策が所属会社に現場変更を依頼することです。
うまくいけば現場を変更してもらえる可能性もありますが当然リスクもあります。
・現場変更をしても同じことになる可能性が充分にあること
・会社に「ワガママ」というレッテルを張られいずらくなること
です。
客先常駐ビジネスの場合、エンジニアは会社の指定する現場に派遣されるというのがルールです。
エンジニア都合でそのルールを覆そうというのですからそれなりにリスクがあります。
客先常駐SEの給料は単価と会社からの評価や印象(もっといってしまえば好かれているか嫌われているか)によって決まってきます。
ワガママな印象を持たれたらただでさえ上がらない給料がずっと低空飛行のままという可能性は極めて高いです。
(客先常駐SEの給料についてはこちらでも説明しました)
転職活動をする
最もシンプルな解決方法が転職をすることです。
派遣ビジネスでなく自社開発やサービス提供をしている企業であればエンジニアのスキルや能力が直接自社の利益に直結してきます。
当然ながらエンジニアの教育に力をいれますしその比重は高くなります。
少なくとも客先常駐SEのように「現場で放置される」などという無意味なことで悩まされる必要はなくなるわけです。
そこに早く気がつき脱出できるかで生涯年収が全く変わってくるのです。
まとめ
客先常駐で放置されるリスクについて説明させていただきました。
客先常駐のデメリットに気がついたら少しでも早く転職活動を行うべきです。
エンジニアのピークは早い。20代を客先常駐で過ごすのは底辺確定
20代であればまだ客先常駐SEを脱出できるが30代になったらもう厳しい
生涯賃金を決定するのは20代にいかにキャリアを積めるかにかかっている
搾取されまくる客先常駐SEを辞めるだけで年収アップは簡単にできる
転職エージェントを使わないと圧倒的に失敗する確率が高いのは何故?
転職活動には「求人サイトを使う方法」と「転職エージェントを使う方法」がありますが、
失敗しないためには転職エージェントを使う方法が圧倒的にお勧めです。
客先常駐企業にも関わらず自社開発をしているようにみせて騙されてしまう
ブラック企業とホワイト企業の見分けがつきにくい(常に広告をだしている企業はカモフラージュがうまい)
年収アップするかどうかは、面接後でないとわからないため無駄足になりやすい
会社の雰囲気など実際にいかないとわからない部分が多い
入社後のギャップが生まれやすい
一方で転職エージェントを使うメリットは非常に大きいです。
それは簡単で転職エージェントの営業担当は実際に企業に行き、現場の取材をしているためミスマッチが発生しにくいのです。
営業担当が企業文化・開発環境・企業の雰囲気をしっているため入社後のミスマッチが起きにくい
転職エージェントのコネクションで、求人サイトにない非公開求人を紹介してもらうことができる
求人サイトで一つ一つ調べるよりも転職エージェントで紹介を受けたほうが求人数・質がずっと高い
すぐに転職を考えていなくとも無料でキャリア相談ができる
特にITエンジニアの場合、環境が非常に大切なため現場をよく知る転職エージェントに相談することは必須と言えるでしょう。
客先常駐脱出&年収アップのド定番エージェント!レバテックキャリア
公式サイトはこちら→IT・Web業界での転職なら【レバテックキャリア】
IT転職といえば業界でも最大級の求人数を誇るレバテックキャリアがお勧めです。
最大の特徴は年収アップの実績です。
年収100万円~200万円アップはざらにありますので、年収アップを狙う客先常駐SEは登録必須です。
自社開発!脱客先常駐!業界を熟知したまさにプロフェッショナルのTechClipsエージェント
公式サイトはこちら→ITエンジニア専門の転職エージェント【TechClipsエージェント】
事業会社に特化しているため客先常駐を脱出するにはもってこいの転職エージェントです。
経験者向けの魅力的な案件が豊富です。
他社にはない非公開求人で一気にキャリアアップと年収アップが狙えます。
未経験者と若手エンジニアは登録必須!キャリア構築のためのWORKPORT
公式サイトはこちら→ワークポート
未経験や若手向けのIT転職に強みをもつ転職エージェントです。
キャリアチェンジや進路相談などバックアップ体制が強いのも安心です。
大手&優良企業を狙うなら絶対ココ!信頼と実績のマイナビエージェント×IT転職
公式サイトはこちら→IT業界の転職ならマイナビ IT AGENT
国内最大級の求人数を誇り、大手企業との太いパイプを保有しています。
総合力では業界トップクラスを誇る転職エージェントです。
WEB系の転職でエンジニアの悩みや希望条件を同じ目線で応えてくれるTechStars
公式サイトはこちら→IT・Web・ゲーム業界のエンジニア転職なら【Tech Stars Agent】
WEB系のIT転職であればTechStarsがお勧めです。