このページでは客先常駐企業にホワイト企業がない理由について深堀していきます。
IT派遣業界では様々な企業がありますが、客先常駐企業(SES)は基本的にブラック企業だと考えて間違いありません。
少しネットを調べてみればわかるように、客先常駐企業は皆例外なくブラック企業扱いされていますしそれを批判する声に溢れています。
これは根も葉もない噂を誰かが書いている訳でなく、しっかりとした理由があるからです。
では早速客先常駐企業にホワイト企業がない理由を詳しく説明していこうと思います。
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結論:客先常駐企業にホワイト企業はない
まずは結論からお話すると客先常駐(SES)企業にホワイト企業は皆無と言えます。
ではそれは何故なのでしょうか?
そのためにはホワイト企業の定義をする必要がありそうです。
もちろん人ぞれ価値観は異なりますが一般的にはホワイト企業というと以下のようなポイントを考える人が多いと思います。
では客先常駐SEはどれくらいホワイト企業の条件を満たしているでしょうか?少し考えてみましょう。
ホワイト企業の条件
人間関係が良好
残業が少ない
仕事のやりがいがある
給料が高い
ホワイト企業の条件①人間関係が良好
ホワイト企業の条件として人間関係が良好という点があげられます。
では客先常駐とはどうでしょうか?
一言でいうと人間関係は最悪です。
まず派遣先をコロコロ変えられるので、人間関係が構築できないことがほとんどです。
また、派遣先のプロパーとは立場も年齢もバラバラですのでよほど運が良くない限り良好な人間関係を構築することは不可能です。
それどころか客先常駐の場合、パワハラやセクハラの温床です。
こういった現場で長期間働くため、メンタルを壊してしまうSEが圧倒的に多いのも客先常駐の特徴です。
このように客先常駐の場合、人間関係がマトモである現場が超レアだと考えていたほうがいいでしょう。
ホワイト企業の条件②残業が少ない
ホワイト企業の条件として残業が少ないという点があげられます。
客先常駐はこの点どうでしょうか?
客先常駐SEの残業時間は派遣される現場の状況によって左右されますので、一概にはいえません。
しかしながら人が足りない現場に派遣されるのが客先常駐SEですので、基本的に忙しい現場が多いと思っていたほうがいいでしょう。
IT派遣業界の場合、なんとか納期に間に合わせるために短期的に派遣エンジニアを雇用するというプロジェクトの割合が圧倒的に多いです。
そういった状況なので一度入ってしまった現場では奴隷のようにコキ使われるのが客先常駐SEの運命なのです。
当然ですが残業を断ったりライフワークバランスを考えて仕事などできるはずもありません。
ホワイト企業の条件③仕事のやりがいがある
ホワイト企業の条件として仕事のやりがいがあるという点があげられます。
実はこれは非常に大切で、仕事が楽しくやりがいがあれば多少の残業があっても我慢できたりします。
しかしながら客先常駐の場合、仕事にやりがいを見出すことは大変難しいです。
それは別のページでも説明させていただきましたが、客先常駐の場合単純作業や雑用などをされられ、スキルアップが難しいからです。
また、開発環境が古かったり開発手法が限定的であったりとエンジニアがパフォーマンスを発揮するのが非常に難しい環境であることも原因です。
ある程度経験を積んだエンジニアであれば「もっと効率よく仕事をしたい」「こういう開発手法をとりいれたい」など自然と考えるものです。
ただ客先常駐の場合、そういった合理性よりも派遣先のお作法に従ってもくもくと作業をこなすことを求められるのです。
客先常駐がホワイト企業でない理由がここにあります。
ホワイト企業の条件④給料が高い
ホワイト企業の条件として給料が高いというのがあげられます。
では客先常駐の給料はどうでしょうか?
残念ながら客先常駐の給料は底辺と言われるほど低いです。
別のページでは客先常駐の給料については説明させていただきましたので、参考にしてみてください。
自分の給料に満足している客先常駐はほとんどいないでしょう。
もちろん社会人経験がなかったりフリーターあがりの人は別として、一定の社会人の経験があれば自分の給料が同世代に比べて高いか低いかは理解できます。
ただそれに気がつかないふりをして惰性で過ごしていることが多いのです。
とにかく客先常駐SE給料が安いですし、ホワイト企業とはほど遠い存在と言えるでしょう。
客先常駐SEがホワイト企業に転職するためにはどうしたらいい?
さて、客先常駐企業にホワイト企業が皆無な理由についてはご理解いただけたのではないでしょうか。
どんなにキレイごとを言っても基本的に客先常駐企業は所詮人売り企業ですので、上述したようなホワイト企業の条件を満たすことはできません。
それでは客先常駐SEがホワイト企業に転職するためにはどうしたらいいのでしょうか?
具体的な方法をまとめてみました。
自分のスペックを見つめ直す
自分がすぐにホワイト企業に転職できるスペックなのか見つめ直しましょう。
年齢・経験・学歴・スキルなど総合的に見て優秀であれば即効ホワイト企業への転職ができることもあります。
もしいきなりホワイト企業への転職が難しい場合は、中小やベンチャーのソフトウェア会社などを踏み台とするのもいいでしょう。
とにかく大事なのは自分のスキルを知りまずは客先常駐を脱出することです。
このあたりを知るには転職エージェントに相談するのもお勧めです。
転職エージェントでは無料であなたのスペックや適正年収を教えてくれますので、キャリアに悩んでいるかたはまず相談してみるといいでしょう。
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資格取得も有効な方法
ホワイト企業に転職するためには資格取得も有効な方法です。
難関資格をもっているだけで面談到達率があがりますので、転職活動がぐっと楽になるのは間違いありません。
あなたのスペックを見つめ直し弱いと思ったら資格取得で市場価値を上げるのも一つの方法です。
ただし資格の中には取得しても大してアピールにならないものもありますので無駄な時間を使わないようにしましょう。
(ただしIT専門の転職エージェントでないと、適当なことを言われる可能性がありますので気をつけてください)
転職活動をする
自分のスペックを知り準備ができたら早速転職活動を行いましょう。
できる限り多くの企業にアプローチしたいのはやまやまですが、就業中であれば時間との兼ね合いもありますので興味のある企業全てチェックしたり面接を受けるのは現実的ではありません。
転職エージェントに自分のビジョンや希望企業の方向性をしっかり伝えマッチした企業のみ紹介してもらうという方法が最も効率がいい方法です。
求人サイトで探すと時間がかかるうえに、社風や環境などマッチしていないケースもあり面談で話を聞いて全然印象と違ったというケースがよく起きます。
まとめ
客先常駐企業にホワイト企業がない理由とホワイト企業へ転職する方法を説明しました。
ホワイト、ブラックという括りはともかくとしてITエンジニアの場合、キャリアアップの意識をもたなくなったら終わりです。
それはITエンジニアの場合、あっという間に市場価値のピークがくるため若いうちに市場価値を上げておかないと一生這い上がることができないからです。
特に客先常駐SEは底辺などと揶揄されるように最悪の環境ですので危機意識をもつ必要があります。
客先常駐のデメリットに気がついたら少しでも早く転職活動を行うべきです。
エンジニアのピークは早い。20代を客先常駐で過ごすのは底辺確定
20代であればまだ客先常駐SEを脱出できるが30代になったらもう厳しい
生涯賃金を決定するのは20代にいかにキャリアを積めるかにかかっている
搾取されまくる客先常駐SEを辞めるだけで年収アップは簡単にできる
転職エージェントを使わないと圧倒的に失敗する確率が高いのは何故?
転職活動には「求人サイトを使う方法」と「転職エージェントを使う方法」がありますが、
失敗しないためには転職エージェントを使う方法が圧倒的にお勧めです。
客先常駐企業にも関わらず自社開発をしているようにみせて騙されてしまう
ブラック企業とホワイト企業の見分けがつきにくい(常に広告をだしている企業はカモフラージュがうまい)
年収アップするかどうかは、面接後でないとわからないため無駄足になりやすい
会社の雰囲気など実際にいかないとわからない部分が多い
入社後のギャップが生まれやすい
一方で転職エージェントを使うメリットは非常に大きいです。
それは簡単で転職エージェントの営業担当は実際に企業に行き、現場の取材をしているためミスマッチが発生しにくいのです。
営業担当が企業文化・開発環境・企業の雰囲気をしっているため入社後のミスマッチが起きにくい
転職エージェントのコネクションで、求人サイトにない非公開求人を紹介してもらうことができる
求人サイトで一つ一つ調べるよりも転職エージェントで紹介を受けたほうが求人数・質がずっと高い
すぐに転職を考えていなくとも無料でキャリア相談ができる
特にITエンジニアの場合、環境が非常に大切なため現場をよく知る転職エージェントに相談することは必須と言えるでしょう。
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